女性を悩ます貧血症状

十分な休息を取っているのに日中も眠気が取れない、どんなに丁寧にケアをしても肌がボロボロで髪の毛はパサパサ、周囲から顔色が悪いと言われることが多い、些細なことでイラッとしたり気分の浮き沈みが激しい…あなたを悩ますその数々の不調、もしかしたら貧血が原因かもしれません。

About 女性を悩ますその不調…
もしかしたら貧血が原因かも?

女性に貧血が多い理由ってご存じですか?「ちょっと疲れているだけだから」「体質だから」と特に対処をせずに放っていませんか?「貧血は万病のもと」とも言われ、健康だけでなく美容の大敵とされています。女性のカラダの変化とは切っても切れない貧血の関係性について、まずは正しく知ることからはじめましょう。

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貧血が引き起こす不調(一例)

めまい・立ちくらみ / 動悸・息切れ / 
顔色が悪い(青白い) / 頭痛
眠気 / 倦怠感 / 集中力の低下 / 
爪が割れやすい etc…

女性のライフステージと
貧血の関係性

女性には、月に1回の月経で定期的な出血があるため貧血になりやすいと言えます。月経以外にも妊娠や授乳、閉経などで女性の体調は左右されるのです。

女性のライフステージと
貧血の種類

  • 思春期
    (10代)
    思春期(10代)

    【 貧血の種類 】

    鉄欠乏性貧血

    成長期である10代は、体が必要とする血液量が必要な時期。初潮を迎えてからは定期的な出血で鉄が不足していきます。

  • 性成熟期(20〜40代)
    性成熟期(20〜40代)

    【 貧血の種類 】

    鉄欠乏性貧血その他の病気による貧血

    子宮筋腫や子宮内膜症など婦人科系の病気や消化器系の病気が原因で貧血になることもあります。

  • 妊娠中
    妊娠中

    【 貧血の種類 】

    栄養不足による貧血

    胎盤への血液、胎児への栄養と酸素の共有など、赤ちゃんのために女性の体内では日々たくさんの血液を必要とする時期。血液をたくさんつくる体に変化していくのですが、つわりで食事が摂れないことも多く、栄養素が不足してしまいがち。

  • 授乳期
    授乳期

    【 貧血の種類 】

    栄養不足による貧血

    出産を終えても、授乳によって栄養不足に陥りやすく、貧血が起こりやすい状況が続きます。多忙な育児で十分な栄養が摂れなかったり、体型を気にするあまり無理な運動をすることで貧血が悪化してしまうことも。赤ちゃんの健康はママの健康。バランスの良い食事とストレスを溜めすぎないことが大切です。

  • 更年期(40〜50代)
    更年期(40〜50代)

    【 貧血の種類 】

    閉経に近づくにつれ変化する月経による貧血、その他の病気による貧血

    閉経が近づくにつれ、月経周期は短くなることで月経量も大きく変化する時期。今までと異なる月経周期に体が慣れていないため負担も大きく、余計に貧血を起こしやすくなってしまいます。

  • 更年期
    以降
    更年期以降

    【 貧血の種類 】

    造血機能低下による貧血、その他の病気による貧血

    体には鉄が十分にあっても、悪性腫瘍や感染症、関節リウマチなど、さまざまな疾患が影響して貧血を起こしてしまいます。ほかにも加齢に伴う赤血球産生能の低下による貧血もあります。

このように女性は生理・出産時の出血や更年期の生理不順、成長期や妊娠・授乳期には鉄の必要量が増えるなど、人生を通して貧血になりやすい条件が揃っています。

ほかにも、無理なダイエットで、鉄分と同様にヘモグロビンの材料となるたんぱく質が消費されてしまったり、朝食抜きや外食などの偏った食生活で栄養バランスが崩れることも、原因にあげられます。

健康診断で診断されない“かくれ貧血”に悩む女性も多いので、栄養バランスを意識して積極的に鉄分を摂ることが大切です。

できることからはじめてみよう!

貧血の対処法

成人女性は毎月約40mgの
鉄を失っている!

失った鉄は食べ物から補うしかありません。しかし、鉄は吸収されにくい栄養素なので、食事摂取基準では1日約10.5mgの摂取が必要となります。豚レバーの場合は約80g、牛レバーは約300g、ほうれんそうは約1と1/4束に相当します。

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貧血を防ぐには、鉄分が不足しないよう日頃の食生活で鉄分を多く含む野菜はもちろん、吸収をアップさせるビタミンCやタンパク質も意識することがおすすめです。

鉄分の吸収を助ける栄養素

タンパク質

たんぱく質は、赤血球やヘモグロビンの材料となる栄養素の一つです。良質なたんぱく質は、魚介類、肉類、卵、大豆、乳製品に含まれています。

ビタミンC

ビタミンCには、鉄の吸収を促進する作用があります。特にほうれん草などの野菜に含まれる非ヘム鉄の吸収に役立ちます。

貧血で引き起こされる不調は
月経前症候群(PMS)に似ている?

月経の3〜10日ほど前に女性を悩ます月経前症候群(PMS)。眠気や集中力の低下、気分の落ち込みなどの症状をはじめ、貧血が原因で引き起こされる症状ととても似ているため、混同している人も少なくありません。でも、月経前症候群(PMS)と貧血は全くの別もの。

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例えば、眠気や集中力の低下を例にあげてみましょう。

貧血が原因で引き起こされる眠気は、血液中の酸素が不足することにより、脳の活動が低下することが原因。血中濃度の酸素が不足して脳の活動が低下すると判断力が鈍り、ぼーっとして眠気を起こすのです。この場合の対処法は、血液中の酸素濃度をあげることが大切。鉄分やビタミンBなどをはじめとした栄養素を補うことが重要です。

一方、生理前症候群(PMS)の場合は、排卵後に急激に増えたホルモン物質、プロゲステロンが分解されることによって、眠気を起こすホルモン物質(アロプロゲステロン)が発生されることが原因です。ホルモンバランスによって引き起こされる眠気には、ホルモンバランスと自律神経を整えることが重要なのです。

もしかして貧血かも?

貧血度チェック

貧血を改善することの大切さ

貧血になると、体内の酸素が少なくなるので不快症状があらわれ、特に疲れたり寝不足の人はイライラを強く感じます。不調による感情のコントロールは自分自身では制御しきれないことも多いので、体内から整えることが重要なのです。貧血症状が落ち着くことで、体も心も穏やかに過ごせるはず!

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