渡辺病院様訪問

2024年04月22日(月) 18:00

先日大田区にある渡辺病院様へ訪問させていただきました。
そちらで勤務されている管理栄養士の坪倉様にお話しをお伺いしました。
現在は坪倉様はお一人で栄養指導や献立の管理などの
基本的な管理栄養士業務をされているとのことでした。
栄養指導で気をつけていることをお伺いした際に
「一人でやっているからこそ偏った意見にならないように気をつけている」と
仰っていらっしゃいました。
私自身も栄養指導でお客様にお伝えする際は
個人の偏った意見にならないように
気をつけなくてはいけないと改めて感じました。

またミールタイムのカタログをご覧いただき
「パワーアップ食」が気になっていて、
フレイル予防の指導の際にご紹介したいと仰っていただきました。
ミールタイムのパワーアップ食は全国の医療機関様からも
ご好評をいただいております。
たんぱく質だけではなく、食物繊維や鉄など
不足しがちな栄養素を補る点もおすすめのポイントです。
現在プレゼントの当たるキャンペーンも行っております!

坪倉様とお話しして栄養指導の際に気をつける点や、
気になっている点など、栄養指導の方法は異なります
管理栄養士として共通している部分も多く
とても貴重なご意見をお伺いすることができました。
今回お伺いしたことを今後お客様とお話しする際にも
活かしていきたいと思います。

今回お時間をいただきました坪倉様、大田区の医療機関様
誠にありがとうございました。


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湘南厚木病院様

2024年04月10日(水) 18:00

第31回は湘南厚木病院の管理栄養士、
大城 三奈様をご紹介いたします。

湘南厚木病院様は、
「生命を安心して預けられる病院
健康と生活を守る病院」という理念のもと、
2005年に開設されました。

ここからは、大城様をインタビュー形式でご紹介いたします。

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Q1.管理栄養士を目指した理由
 私が子供の頃、好き嫌いが多く、
 食事の時間が楽しみではありませんでした。
 しかし、小学校で食べた給食が美味しく、
 好き嫌いせず食べられるようになり、
 次第に食事の時間が楽しみになっていきました。

 「将来は、誰かの楽しみになるような
 給食に関わる仕事に就きたい」と思うようになり
 中学三年生の時、「管理栄養士」の存在を知りました。
 
 私のように、好き嫌いが多い人でも、
 給食を通して「食事が楽しみだ」
 と、思える人が増えてほしいと感じ
 管理栄養士を目指しました。

Q2.業務内容
 昨年、新卒で入職し、
 現在は給食管理業務を中心に行っています。

 患者様に安全に給食が提供できるよう検品をしたり、
 食物アレルギーがある患者様が入院した際は、
 患者様の元へ詳細を聞き取りに行ったりします。

 その他、食材や資材の発注や、食事提供数の変動に応じて
 在庫の過不足が起きないように在庫管理も行っています。

Q3.栄養室の特徴
 ①病院食の提供
  ・週3回、選択食を実施
  ・月に1回行事食を実施
  入院中も季節を感じられるように、旬の食材を
  使用した食事を提供しています。

  また、患者様に合わせた適切な栄養管理を行い、
  年齢や病状によって様々なバリエーションの料理を提供したり、
  栄養補助食品を活用したりすることもあります。

 ②栄養管理
  ・入院、外来の栄養相談
  ・栄養サポートチーム(NST)
  ・早期栄養介入管理
  ・褥瘡回診への参加
  ・病棟栄養管理業務
   (ミールラウンドの実施、カンファレンスへの参加)

Q4.今後管理栄養士としてやりたいこと
 栄養指導に挑戦していきたいです。
 1年目で給食の流れを学んだので、その知識を活かし
 患者様の日々の食生活に役立てるような
 栄養管理を行っていきたいです。

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大城様、ありがとうございました。

大城様は、昨年の夏と秋に、
それぞれ「高血圧症」と「免疫」について
シニアマンションで「医療講演」を行ったそうです。
その時に「相手にうまく伝わる話し方」を学び、
厨房での業務の際も、簡潔に、結論から話すこと、
表情や声のトーンも意識してコミュニケーションをとるよう
心がけているそうですよ。
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泉大津市立病院様②

2024年04月22日(月) 18:00

本日は、泉大津市立病院の管理栄養士、
大北知子様にお話を伺いました。

大北様は現在、入院患者様の栄養管理業務、
給食管理業務、外来患者様への栄養指導、
そして市民の皆さんへの出前講座など
多岐に渡りご活躍されていらっしゃいます。

それだけ様々な病態に触れていらっしゃり、
ご自身の栄養士としてのスキルアップにも
力を入れていらっしゃいます。
様々な専門性を高めるべく認定資格にチャレンジし、
その知識をまた臨床に活かすことは
自身の知識の幅が広がるのでやりがいを感じると
お話してくださいました。

また、大事なこととして、病院の管理栄養士は
“患者さんと接する仕事である”ということを挙げてくれました。
同じ話をしようとしても、
性格も生活背景も全く異なる方々に、
同じように理解してもらう事は難しいと思います。
分かりやすいように、伝え方も変えていく必要がありますね。

そういった日々のやり取りの中で患者様から、
「食べられなかった食事が
食べられるようになったので退院できます!」
「退院後の食事の不安が解消された」
「栄養士さんのアドバイスに沿って食事を改善したら、
数値が安定した」
などの結果をご報告いただけることも、
病院栄養士としてやりがいに繋がっているそうです。

「病院は、病気で不安な方も多いですが、
栄養面からのサポートにより、
患者様が元気に退院していく姿は嬉しいです。」
と、お話して下さいました。

ご退院後、せっかく改善されたご体調を維持できるよう、
弊社も精一杯サポートさせていただきます。
貴重なお話をありがとうございました。

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Windows 11 + Docker + Linux開発の落とし穴

2024年04月10日(水) 10:40

こんにちは。デザイン・システム室の濱口です。
私は昨年、未経験から入社し、現在は弊社のサービス「ミールタイム」や社内向けのシステム開発に携わっています。普段はWindows 11を使って開発をしていますが、Dockerを使って開発を行う際に、Windows、Docker、Linuxの関係性を深く理解することができず、苦労しました。今回は、その過程で得た知識をまとめたいと思います。

WindowsでDockerを使う場合

Dockerの公式ページからDocker Desktopをダウンロードし、Windows上でDockerを使用し開発を進めるには注意が必要です。その理由としては、DockerがLinuxカーネルの機能に大きく依存しているからです。基本的にはDockerはLinux上で起動させるのが理想的です。

Windows上にはWSL(Windows上で動作するLinuxの実行環境のこと)が備わっているため、動作はします。しかし、このWSLはLinuxではなく、LXCoreというサブシステムがLinuxの実行環境を作っています。この状態でDockerを動かすと、WindowsとLinuxではファイルシステム(ファイルの保存形式のようなもの)が異なるため、すべてのファイルをLinux用に変換する必要があり、その結果処理が遅くなります。ファイル数が少ない場合はそこまで影響はありませんが、ファイル数が多い場合はこの処理に時間がかかることで開発に大きな影響を及ぼします。

Windows Subsystem for Linux2(WSL2)の存在

ここで重要になるのがWSL2の存在です。WSL2へのアップデートにより、Windows上でLinuxを動かすことが可能になります。つまり、Windowsにインストールされているソフトウエアの1つのようにLinuxを使用できます。これにより、仮想化でLinux上でDockerを起動させることにより、変換処理がなくなり読み込みが速くなります。

では、この問題を解決する流れをまとめてみましょう。

今回は、簡単に3ステップに分けて進めていきます。


  • WSL2へのアップデートとLinuxディストリビューションのインストール
  • DockerでWSL2の設定
  • 開発フォルダーをディストリビューションの領域内に配置

WSL2アップデートとLinuxディストリビューションのインストール

WSL2は2019年6月に発表され、その内容はWSLよりもパフォーマンスが向上し、最適化によりWindows上でより優れたLinux体験ができるようになりました。(Hyper-Vと呼ばれるハイパーバイザー上でLinuxカーネルが動作するようになります)

また、Linuxディストリビューションとは、Linuxカーネルを含めたアプリケーションなどをパッケージ化してすぐに使える状態にしたものを指します。Ubuntu、Debian、CentOSのように多様なディストリビューションがあります。両者の関係性では、WSL2が基盤でLinuxディストリビューションが建物のようなイメージです。

ここでは詳しい設定方法などは省略しますが、以下のように設定ができていれば問題ありません。

[C:\Users\hamaguchi] PS > wsl --status

既定のディストリビューション: Ubuntu
既定のバージョン: 2

※これでLinuxディストリビューションがUbuntuとWSLのバージョンが2であることを表示してます。

[C:\Users\hamaguchi] PS > wsl -l -v

NAME STATE VERSION
* Ubuntu Running 2
docker-desktop Running 2
docker-desktop-data Running 2

※今回私はUbuntuをディストリビューションとして選択しました。無事に動作しています。

これによりWindows上でLinuxを起動させる準備が整いました。

DockerでWSL2の設定

WSL2へのアップデート及びディストリビューションの設定後はDockerの設定になります。

DockerとWSL2を連携させてLinux環境で起動させるように設定をします。

Docker Desktopを開いて、Settings/General/Use the WSL 2 based engine にチェック

続いて、Settings/Resources/WSL integrationのUbuntuのトグルをONにする

※この設定によりPowershell及びUbuntuの両サイドのターミナルでDockerを使えるようになります。

docker -v

両方のターミナルで入力してみると同じDockerのバージョンが確認できるはずです。

開発フォルダーをディストリビューションの領域内に配置

最後にLinuxディストリビューションに開発したいフォルダーを配置して完了となります。

私が選んだUbuntuだと、エクスプローラーより\\wsl$\Ubuntu\home\{ユーザ名}\projects\の直下に

フォルダーを設定しています。(インストールしたディストリビューション領域内に配置することが重要です)

ローカル環境にあるDockerで使いたいアプリケーションをコピーして移動させるか、GitよりクローンしてDockerを起動させてみましょう。

まとめ

今回は簡単に3ステップに分けて、まとめてみました。


  • WSL2へのアップデートとLinuxディストリビューションのインストール
  • DockerでWSL2の設定
  • アプリコードをディストリビューションの領域内に配置

これらの設定によりWindows上でLinuxを使いDockerを起動させることが出来るようになりました。

また変換処理もなくなり、効率よく開発を進めることが出来ます。

参考文献

さいごに

現在デザイン・システム室では、新しいメンバーを募集しています。                少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
皆様からのご応募、心よりお待ちしております。

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写真は、3月の交流会の様子です。埼玉工場社員も参加したため大人数での開催となり、多いに盛り上がりました。次回は、6月に開催いたします。

4月に入り、5名の新入社員と2名の中途社員が入社いたしました。今後も仲間を増やし、さらなる事業の拡大、ひいては食を通じて社会の健康に寄与できるよう、邁進してまいります。
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